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沖に停泊した船舶を活用した大規模災害時の電力供給に関する研究

研究課題

研究課題/領域番号 17K01314
研究種目

基盤研究(C)

配分区分基金
応募区分一般
研究分野 社会システム工学・安全システム
研究機関広島商船高等専門学校

研究代表者

河村 義顕  広島商船高等専門学校, その他部局等, 教授 (90300615)

研究分担者 大内 一弘  広島商船高等専門学校, その他部局等, 准教授 (90610064)
水井 真治  広島商船高等専門学校, その他部局等, 教授 (50249843)
岸 拓真  広島商船高等専門学校, その他部局等, 講師 (70748938)
小林 豪  広島商船高等専門学校, その他部局等, 教授 (90311076)
研究期間 (年度) 2017-04-01 – 2023-03-31
研究課題ステータス 完了 (2022年度)
配分額 *注記
3,770千円 (直接経費: 2,900千円、間接経費: 870千円)
2019年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2018年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
2017年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
キーワード大規模災害 / 電力給電 / 災害復興支援 / 船舶 / 錨泊 / 電力供給 / 災害支援 / 船舶給電 / 海洋工学 / 広域災害 / 沿岸防災 / 給電システム
研究成果の概要

本研究は、災害等により広範囲にわたって停電している地域に対し、沖に停泊している船舶から電気を陸上へ給電するシステム開発及びその検証を行うことを目的に実施された。本システムを開発するにあたり、①簡易に展張揚収が可能な海底ケーブルによる給電システムの構築、②海底ケーブルに接続された錨泊船舶の船体ならびにケーブルの運動と力学的負荷について風洞水槽における水理実験、③海上での実船を使用した検証実験を行った。
急激な風向の変化により桟橋から送り出す部分にケーブルへの損傷がみられたことから、ケーブル配置には再検討が必要であることが明らかとなったが、おおよそ安定した給電状態を保つことができた。

研究成果の学術的意義や社会的意義

風水害や地震等の大規模災害発生後の被災地における「停電」は、被災後の生活や復興において大きな障害となっている。離島や沿岸地域のようにアプローチが難しいインフラが脆弱な被災地域では、地域全体の配電網が損壊すると、復旧までに相当な時間を要する。役場や医療施設、避難所においての停電の長期化は、被災地の混乱と生活水準の低下を招き、被害の拡大だけでなく、被災後の人口離散が懸念される。
船舶はこうした地域に対して接近し、本研究のシステムを使用することで直接送電することが可能となる。また、衣食住の環境が整っているので、災害支援拠点としての活躍も期待することができる。

報告書

(7件)
  • 2022 実績報告書   研究成果報告書 ( PDF )
  • 2021 実施状況報告書
  • 2020 実施状況報告書
  • 2019 実施状況報告書
  • 2018 実施状況報告書
  • 2017 実施状況報告書

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公開日: 2017-04-28   更新日: 2024-01-30  

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