研究課題/領域番号 |
17K01323
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
自然災害科学・防災学
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研究機関 | 東京大学 |
研究代表者 |
鈴木 雄治郎 東京大学, 地震研究所, 准教授 (30392939)
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研究分担者 |
小屋口 剛博 東京大学, 地震研究所, 教授 (80178384)
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研究期間 (年度) |
2017-04-01 – 2022-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2021年度)
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配分額 *注記 |
4,420千円 (直接経費: 3,400千円、間接経費: 1,020千円)
2019年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2018年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
2017年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
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キーワード | 火山噴火 / 数値モデル / 降灰 / サーマル / 流体力学 / 火山 / 乱流混合 / 防災 / 噴煙 / 火山灰 / 災害予測 / 火山災害 / 数値計算 |
研究成果の概要 |
火山の爆発的噴火では、大気中に滞留する火山灰が航空機運航の障害となり、地表への降灰は大規模な災害を発生させる。そのため、火山灰の大気中での拡大速度と降灰のタイミングを高い精度で迅速に予測することが防災上求められている。火山噴煙の3次元モデルを構築し、数値シミュレーションを実施した。その結果、高頻度で起こる瞬間的爆発噴火の噴出条件と噴煙高度の関係を推定した。また、阿蘇中岳2021年噴火やトンガ2022年噴火の噴煙の上昇や拡大を再現した。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
活動的火山が多く存在する日本において、爆発的火山噴火の災害予測を高精度で行うことが求められる。そのためには、より現実的な数値モデルを構築し、数値シミュレーションによって過去の噴火事例の再現や将来起こりうる噴煙災害の予測をすることは重要である。本成果は、火山災害予測の高精度化に向けての準備に大きな貢献をした。
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