研究課題/領域番号 |
17K01342
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
自然災害科学・防災学
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研究機関 | 東京理科大学 |
研究代表者 |
松澤 智史 東京理科大学, 理工学部情報科学科, 講師 (20385529)
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研究分担者 |
滝本 宗宏 東京理科大学, 理工学部情報科学科, 教授 (00318205)
神林 靖 日本工業大学, 先進工学部, 准教授 (40269527)
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研究期間 (年度) |
2017-04-01 – 2021-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2020年度)
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配分額 *注記 |
3,900千円 (直接経費: 3,000千円、間接経費: 900千円)
2019年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2018年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2017年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
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キーワード | 避難誘導 / 自然災害 / MANET / 機械学習 / 移動エージェント / Vector Quantization / 災害対策 / CCN / 移動端末 / multi agent / mobile agent / ad hoc network / CDN / simulation |
研究成果の概要 |
本課題では,自然災害時の被災者を支援するため,被災地での臨時ネットワークインフラ作成,避難誘導に関する情報の提供を行うシステムとそのアルゴリズムの研究を行った。被災地で形成するネットワークインフラは,既存のインフラが使えない前提で,被災者が持つ移動端末間でモバイルアドホックネットワークを形成するため,通信可能な状態時に可能な限り情報を目的の近くへ運ぶための情報伝達基盤としてモバイルエージェントの技術を応用した。 臨時ネットワーク上で,被災者へ安全なルート提示を行った。 ドローンを用いて撮影した被災地画像を機械学習により解析する手法の提案などの成果を得た。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
自然災害の多い日本において,災害発生時の迅速な対応,被災者の避難を支援する技術は必要不可欠である。 この課題は火災,地震,津波などの自然災害が発生した際に,ドローンや被災者が持つスマートフォンなどの移動端末間で臨時ネットワークを構成し,災害時に倒壊する恐れのある既存のネットワークインフラを用いずに,避難を迅速に行うための情報や被災地の情報を被災者や災害対応者で共有するための研究を行った。
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