研究課題/領域番号 |
17K01346
|
研究種目 |
基盤研究(C)
|
配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
自然災害科学・防災学
|
研究機関 | 弓削商船高等専門学校 |
研究代表者 |
田房 友典 弓削商船高等専門学校, 情報工学科, 教授 (20321507)
|
研究期間 (年度) |
2017-04-01 – 2021-03-31
|
研究課題ステータス |
完了 (2020年度)
|
配分額 *注記 |
4,420千円 (直接経費: 3,400千円、間接経費: 1,020千円)
2019年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2018年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2017年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
|
キーワード | 環境調査 / 水域ネットワーク / Zigbee / 底質調査 / 協調船 / 環境調査船 / 自律航行 / 地底探査 / 協調型 / 一括走査 |
研究成果の概要 |
湖や海底の底質や地形の調査は、水産業における漁獲量の改善や地震の発生メカニズムを解明する上で大変重要である。本研究では、調査船を分解して携行可能な小型で軽量な自立航行走査船を開発した。開発した調査船は、モーターと魚群探知機とマイコン(ラズベリーパイ)で構成されている。調査船は主船を追従し、効率的な走査を行うことができる。提案した調査船を実現させるため、新たに協調型自律航行制御アルゴリズムを開発し、実際に海洋で実証実験を行い、その優位性を確認した。
|
研究成果の学術的意義や社会的意義 |
国立海洋研究開発機構(JAMSTEC)「かいめい」のような大型船が調査することのできない沿岸・危険水域での一括した底質調査を目的とし、底質データを必要とする多くの研究者、社会などに寄与する。 学術的に、環境調査を目的に開発された調査船として、複数の船舶が水域ネットワークを利用した協調作業によって自律航行する研究は世界的にも皆無であり、本研究成果は、災害支援、船舶工学や環境調査の分野においても研究進展に対する大きな貢献ができ、その学術的な波及効果も大きい。
|