研究課題/領域番号 |
17K01350
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
自然災害科学・防災学
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研究機関 | 福井大学 |
研究代表者 |
藤本 明宏 福井大学, 学術研究院工学系部門, 講師 (90456434)
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研究期間 (年度) |
2017-04-01 – 2020-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2019年度)
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配分額 *注記 |
3,770千円 (直接経費: 2,900千円、間接経費: 870千円)
2019年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2018年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2017年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
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キーワード | 防災 / 路面凍結 / 凍結防止剤 / 路面すべり摩擦係数 / 路面水膜厚 / 冬期路面管理 / 凍結路面 / 事前散布 / 冬期道路 |
研究成果の概要 |
冬期道路では、路面凍結を防ぐために凍結防止剤が散布されているが、道路予算の縮減や道路構造物への塩害を背景にその効率化が課題となっている。本研究では、室内実験や野外実験を通じて、路面すべり摩擦係数を指標にした凍結防止剤散布評価ソフトウェアを開発した。また、路面凍結の推定には路面上の水膜厚が重要であることから、路面上の水膜厚を連続して測定する車載式装置を開発した。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
これまでは散布した凍結防止剤の量やタイミングの妥当性を評価し難かったが、本研究により気象予報、交通条件、舗装種別を基にした路面凍結予測と、凍結が発生する場合には最適な凍結防止剤散布の量・時期の推定が可能になった。また、車載式路面水膜厚計測装置を開発したことにより、路面水膜厚の路線分布の評価ができるようになり、路面凍結の発生個所や重点的な散布の必要性などを、事前に把握することが可能になった。
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