研究課題/領域番号 |
17K01356
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
生体医工学・生体材料学
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研究機関 | 滋賀医科大学 |
研究代表者 |
仲 成幸 滋賀医科大学, 医学部, 非常勤講師 (10359771)
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研究分担者 |
谷 眞至 滋賀医科大学, 医学部, 教授 (60236677)
貝田 佐知子 滋賀医科大学, 医学部, 助教 (70710234)
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研究期間 (年度) |
2017-04-01 – 2021-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2020年度)
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配分額 *注記 |
4,030千円 (直接経費: 3,100千円、間接経費: 930千円)
2019年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2018年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2017年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
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キーワード | ドラッグデリバリーシステム / ナノミセル / 画像支援 / MRI / 蛍光観察法 / MR・蛍光デュアルイメージング / DDS / EPR効果 / 高分子ナノミセル / 蛍光 / デュアルイメージング法 / 磁気共鳴画像 / 蛍光画像 / デュアルイメージング / デュアルイメージ / MRI・蛍光 |
研究成果の概要 |
MR造影剤(Gd)と蛍光色素(fluorescent dye: FD)を内包した高分子ナノミセル(Gd/FDナノミセル)を作製した。このナノミセルを担癌ラットに投与したところ、MRI(磁気共鳴画像)および蛍光画像により、ナノミセルの腫瘍への集積を確認することが出来た。これらの結果により、EPR効果(enhanced permeation and retention effect)によるGd/FDナノミセルを用いた、がん治療におけるMR・蛍光デュアルイメージング法の可能性が示唆された。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
がんに対する外科治療では、術前の進展度診断、術中の画像ナビゲーションによる正確な手術、術後の治療効果の評価が重要である。本研究では、新しい高分子ナノミセル(Gd/FDナノミセル)によるDDS(ドラッグデリバリーシステム)を利用して、MR造影剤と蛍光色素をがん病巣に特異的に集積させることにより、MRIによる術前・術後のがん病巣の評価、蛍光画像による術中の画像支援をシームレスに行い、外科治療をより効果的で侵襲の低いもにすることを目的とした。
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