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浸透圧負荷に対する血管内皮細胞の応答のバイオメカニクス

研究課題

研究課題/領域番号 17K01381
研究種目

基盤研究(C)

配分区分基金
応募区分一般
研究分野 生体医工学・生体材料学
研究機関藍野大学

研究代表者

宮崎 浩  藍野大学, 医療保健学部, 教授 (00263228)

研究期間 (年度) 2017-04-01 – 2023-03-31
研究課題ステータス 完了 (2022年度)
配分額 *注記
4,680千円 (直接経費: 3,600千円、間接経費: 1,080千円)
2019年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2018年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2017年度: 2,470千円 (直接経費: 1,900千円、間接経費: 570千円)
キーワード浸透圧 / 内皮細胞 / バイオメカニクス / アクチンフィラメント / 力学的特性
研究成果の概要

血管内皮細胞が静置あるいは流れせん断応力(2 Pa)が作用した状態で浸透圧負荷に対して示す応答を,細胞の体積,F-アクチン/ストレスファイバー構造,力学的特性の観点から調べた。高張環境は血管内皮細胞の内部構造に大きな影響を与えなかった。低張環境は細胞を膨張させ,ストレスファイバーを減少させるとともに細胞の弾性率を低下させるが,流れせん断応力は弾性率低下の程度を軽減する傾向がみられた。細胞数密度が低い場合には低張環境が細胞の構造と力学的特性に及ぼす影響が大きいことが示唆された。今後,浸透圧負荷が細胞機能に及ぼす影響も調べていく必要がある。

研究成果の学術的意義や社会的意義

本研究の成果は,血管内皮細胞の力学的負荷に対する応答に浸透圧の影響という新たな知見を加え,細胞バイオメカニクスの分野に貢献するものである。さらに,血液の浸透圧変化を伴うような疾患の治療法について有用な情報となる可能性があるという意義がある。

報告書

(7件)
  • 2022 実績報告書   研究成果報告書 ( PDF )
  • 2021 実施状況報告書
  • 2020 実施状況報告書
  • 2019 実施状況報告書
  • 2018 実施状況報告書
  • 2017 実施状況報告書
  • 研究成果

    (2件)

すべて 2019

すべて 学会発表 (2件)

  • [学会発表] 低張・高張環境が血管内皮細胞のストレスファイバーに及ぼす影響2019

    • 著者名/発表者名
      宮崎浩,森下尚正,山田紘瑛,石本壯王,山田莉子
    • 学会等名
      第58回日本生体医工学会大会
    • 関連する報告書
      2019 実施状況報告書
  • [学会発表] 低張・高張環境が血管内皮細胞のストレスファイバーに及ぼす影響2019

    • 著者名/発表者名
      宮崎 浩,森下尚正,山田紘瑛,石本壯王,山田莉子
    • 学会等名
      第58回日本生体医工学会大会
    • 関連する報告書
      2018 実施状況報告書

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公開日: 2017-04-28   更新日: 2024-01-30  

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