研究課題/領域番号 |
17K01413
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
医用システム
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研究機関 | 愛媛大学 |
研究代表者 |
高井 昭洋 愛媛大学, 医学部附属病院, 講師 (70632917)
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研究分担者 |
高田 泰次 愛媛大学, 医学系研究科, 教授 (10272197)
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研究期間 (年度) |
2017-04-01 – 2020-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2019年度)
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配分額 *注記 |
4,550千円 (直接経費: 3,500千円、間接経費: 1,050千円)
2019年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
2018年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
2017年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
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キーワード | 上方照明システム / 腹腔鏡手術 / 陰影の手がかり / 内視鏡手術 / 上方照明デバイス |
研究成果の概要 |
2019年にヒト用照明デバイスのプロトタイプとして,厚み・形状・輝度を改良した第三世代照明デバイスが完成した.しかし,デバイスが高熱を持つことが問題として残った.この問題解決のために,2020年はデバイスの改良を行った.その結果,温度上昇がほぼなくなり,臨床応用が可能となった.現在,特許出願準備中である.一方で,第三世代照明デバイスを用いて,Cadaverおよび大型動物による腹腔鏡手術を行った.特に,Cadaver手術では,複数の術式を行い,輝度不足がないこと,腹壁に設置した照明装置が手術操作を妨げないことを確認できた.
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
現在,腹腔鏡手術は,外科臨床で重要な位置を占める.しかし,その手術は技術的難易度が高く,安全で質の高い手術を行うためどうすればよいかというのは重要な研究課題である.われわれは,その解決策として,腹腔鏡手術情報の70%を占める手術映像のクオリティーを高めることを考えた.現在,「陰影の手がかり」のない不自然な手術映像を,上方照明システムにより,肉眼視と同様,立体感がある自然に見える手術映像とした.これまでに,腹腔鏡手術用上方照明デバイスは存在せず,本研究成果により,手術の難易度が軽減され,より安全で質の高い手術が提供できることから,国民の健康福祉に貢献できると考えている.
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