研究課題/領域番号 |
17K01421
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
医用システム
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研究機関 | 国立研究開発法人産業技術総合研究所 (2018-2019) 北里大学 (2017) |
研究代表者 |
根武谷 吾 国立研究開発法人産業技術総合研究所, エレクトロニクス・製造領域, 客員研究員 (00276180)
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研究分担者 |
今井 寛 三重大学, 医学部附属病院, 教授 (00184804)
熊谷 寛 北里大学, 医療衛生学部, 教授 (00211889)
新井 正康 北里大学, 医学部, 教授 (50222724)
小池 朋孝 北里大学, 大学病院, その他 (90523506)
岩下 義明 三重大学, 医学系研究科, リサーチアソシエイト (90525396)
野村 健一 国立研究開発法人産業技術総合研究所, エレクトロニクス・製造領域, 主任研究員 (00580078)
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研究期間 (年度) |
2017-04-01 – 2020-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2019年度)
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配分額 *注記 |
4,680千円 (直接経費: 3,600千円、間接経費: 1,080千円)
2019年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2018年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2017年度: 2,860千円 (直接経費: 2,200千円、間接経費: 660千円)
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キーワード | 光ポンピング原子磁気センサ / OPAM / 非接触定電流印加 / 高感度磁気センサ / 断層画像 / CIMT / 生体磁気計測 / 電気インピーダンス / 高感度磁気計測 / 光ポンピング |
研究成果の概要 |
本研究では電流誘導磁気トモグラフィに必要なOPAM (Optically-Pumped Atomic Magnetometer)のプロトタイプ開発を行った。試作OPAMの感度は5.281 [pT/rtHz]であり、さらに2枚の平板電極(40×80 mm)を距離240 mm離して定電流印加した際に、中央に設置したOPAMは、ペットボトル水底面が2.5 cmから10.0 cmまでの移動を明確に検出できた。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
OPAMの実現によりCIMTが可能となるだけでなく、単一チャンネルの測定ができるだけでも、測定対象物の内部を非接触・非破壊で観測できることを意味する。本研究で開発するCIMTは、ヒトの非接触換気・心拍情報検出、断層画像取得だけに留まらず、非接触で農作物や動物の内部電気特性変化がモニタリングできるため、学術的な知見だけでなく、例えば遠隔医療や、農・畜産業の効率化などの利益が生じると考えられる。
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