研究課題/領域番号 |
17K01423
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
医用システム
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研究機関 | 東京医科大学 |
研究代表者 |
杉本 勝俊 東京医科大学, 医学部, 准教授 (20385032)
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研究分担者 |
大城 久 自治医科大学, 医学部, 准教授 (60381513)
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研究期間 (年度) |
2017-04-01 – 2020-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2019年度)
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配分額 *注記 |
4,030千円 (直接経費: 3,100千円、間接経費: 930千円)
2019年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2018年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2017年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
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キーワード | 超音波 / エラストグラフィ / 弾性 / 粘性 / 肝臓 / 非アルコール性脂肪性肝炎 / NASH / 超音波エラストグラフィ / NASH / 男性 / Dispersion / 粘弾性 |
研究成果の概要 |
本科研費では、Shear Wave Elastography、Attenuation Imaging、およびShear Wave Dispersion等の超音波パラメータを用い、非アルコール性脂肪性肝疾患(NAFLD)評価における有用性に関し検討した。結果、SWEは肝線維化、ATIは肝脂肪化、SWDは肝小葉内炎症と有意に関連していた。特に、現在まで肝臓の炎症を評価する可能方法はなく、SWDは肝臓の炎症程度を評価する上で有用な画像パラメータであることが判明した。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
現在、肥満人口の増加に伴い非アルコール性脂肪性肝炎(NASH)の増加が著しい。NASHの問題点は、放置すると肝硬変や肝細胞癌を発生することである。そのため、早期にNASHと診断することが必要である。しかし、NASHの診断には侵襲的な検査である肝生検が必要である。本科研費では、超音波エラストグラフィによる非侵襲的な方法でNASHと診断できる可能性が示唆された。
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