研究課題/領域番号 |
17K01432
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
医用システム
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研究機関 | 富山県産業技術研究開発センター |
研究代表者 |
高田 耕児 富山県産業技術研究開発センター, その他部局等, 主任研究員 (40530621)
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研究分担者 |
横堀 武彦 群馬大学, 未来先端研究機構, 准教授 (60420098)
安田 佳織 富山県立大学, 工学部, 講師 (70707231)
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研究期間 (年度) |
2017-04-01 – 2020-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2019年度)
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配分額 *注記 |
4,550千円 (直接経費: 3,500千円、間接経費: 1,050千円)
2019年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2018年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2017年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
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キーワード | 循環がん細胞 / がん / マイクロ流路チップ / 低侵襲治療システム / 癌 |
研究成果の概要 |
循環がん細胞(CTC)は、がん患者の血液中を流れるがん細胞であり、がんの転移の原因の一つと考えられている。そのため、血液からCTCを分離することができれば、血行性の転移を抑える革新的ながん治療等に繋がる可能性がある。これまでの研究で、Deterministic Lateral Displacement法を利用したマイクロ流路チップを開発し、血液から培養がん細胞を分離できることを示してきた。本研究では、このマイクロ流路チップを利用して、血液から連続的にCTCを分離することのできる簡便なマイクロ流路デバイスと大流量処理が可能なマイクロ流路デバイスの開発を行った。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
これまで開発してきたマイクロ流路チップをベースに、簡便に、かつ、大量の血液からCTCを分離する方法を開発する研究である。大量の血液からCTCが分離できるようになれば、転移を抑える革新的ながん治療等に繋がると考えられる。また、血液からCTCを分離・回収することもできるため、これまでCTCが希少なため困難であったCTCによる癌の状態のモニタリング、最適な治療法の選択等にも用いることができ、がん医療に多大な貢献ができると考えられる。
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