研究課題/領域番号 |
17K01444
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
医療技術評価学
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研究機関 | 国立医薬品食品衛生研究所 |
研究代表者 |
岡本 吉弘 国立医薬品食品衛生研究所, 医療機器部, 室長 (40776027)
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研究分担者 |
中村 匡徳 名古屋工業大学, 工学(系)研究科(研究院), 教授 (20448046)
太田 信 東北大学, 流体科学研究所, 教授 (20400418)
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研究期間 (年度) |
2017-04-01 – 2022-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2021年度)
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配分額 *注記 |
4,680千円 (直接経費: 3,600千円、間接経費: 1,080千円)
2019年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2018年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2017年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
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キーワード | 血管 / ステント / バルーンカテーテル / 圧力 / 血管モデル / フローダイバーター / 形状予測 / 留置後形状 / 医療・福祉 / 医療機器評価 / レギュラトリーサイエンス |
研究成果の概要 |
フローダイバーター留置時形状について評価し、留置前後における血管形状の変化は僅かであることが判明した。留置後形状を予測することを目的としていたが、デバイスが入手困難なこともあり、目的を血管内デバイス使用時の血管への圧力負荷を評価することとした。バルーンカテーテルの拡張時におけるセミコンプライアントバルーンとコンプライアントバルーンの基礎特性を評価し、今まで把握されていなかった、バルーン内圧と血管へかかる圧力の関係を測定する評価系を構築し、特性の違いを明らかにすることに成功した。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
血管内治療用のデバイスの血管内での留置、使用時における血管形状の変形および血管へかかる圧力負荷について評価を実施した。バルーンカテーテルから血管へかかる圧力負荷については、今までの研究では、血管へかかる圧力負荷を正確に評価されたものは少なく、バルーン内圧と血管への圧力を定量的に評価することに成功した。バルーン内圧と拡張血管径の関係からバルーンから血管へかかる圧力負荷を把握することが可能となり、今後、圧力負荷と血管損傷等の関係が明らかになれば、バルーンカテーテルの種類、サイズ選択等の適正選択に貢献し、臨床成績の向上に役立つはずである。
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