研究課題/領域番号 |
17K01454
|
研究種目 |
基盤研究(C)
|
配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
リハビリテーション科学・福祉工学
|
研究機関 | 鳥取大学 |
研究代表者 |
片岡 英幸 鳥取大学, 医学部, 教授 (00224436)
|
研究分担者 |
土師 知行 県立広島大学, 保健福祉学部(三原キャンパス), 名誉教授 (20145147)
有井 士郎 鳥取大学, 工学研究科, 准教授 (80222751)
福原 隆宏 鳥取大学, 医学部, 講師 (80403418)
藤原 和典 鳥取大学, 医学部, 准教授 (90403419)
|
研究期間 (年度) |
2017-04-01 – 2021-03-31
|
研究課題ステータス |
完了 (2020年度)
|
配分額 *注記 |
4,420千円 (直接経費: 3,400千円、間接経費: 1,020千円)
2019年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2018年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2017年度: 2,340千円 (直接経費: 1,800千円、間接経費: 540千円)
|
キーワード | 声門上圧 / 音圧変動 / ホルマント / チューブ発声 / 音圧 / 声帯振動 / 音声言語 |
研究成果の概要 |
鉗子孔付きファイバースコープを経由したプローブ型マイクロフォンを用い、発声時の声門上部の音圧変動を計測し、音響分析を行った。チューブを咥えながらでも発声でき、チューブ発声時の音響特性を実測した。発声時の音圧変動からケプストラム分析により声道特性を分離し、スペクトルの包絡線から声門上部のホルマント特性を検証した。声門上部でも母音ごとのホルマントの特性が観察され、口唇から放出される音声のホルマントの特性と近似していた。
|
研究成果の学術的意義や社会的意義 |
ヒトにおいてプローブ型マイクロフォンを用い、声門直上の音圧を飽和することなく高周波領域まで直接測定することに成功した。声門上部でも共鳴腔としての特性を持った音圧変動を実測し、スペクトルの包絡線から声門上部のホルマント特性を検証できた。声門上部においても高周波成分を含んだ音声信号と声道の共鳴特性が存在していることを実証した。また、声道の共鳴特性は各母音の発声において変化していることが観測できた。
|