研究課題/領域番号 |
17K01466
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
リハビリテーション科学・福祉工学
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研究機関 | 埼玉医科大学 |
研究代表者 |
倉林 均 埼玉医科大学, 医学部, 教授 (70192036)
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研究期間 (年度) |
2017-04-01 – 2021-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2020年度)
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配分額 *注記 |
4,550千円 (直接経費: 3,500千円、間接経費: 1,050千円)
2019年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2018年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2017年度: 2,730千円 (直接経費: 2,100千円、間接経費: 630千円)
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キーワード | 脳卒中 / 運動療法 / リハビリテーション / アポトーシス / 神経細胞死 / 炎症性サイトカイン / 血小板 / 凝固線溶 / サイトカイン |
研究成果の概要 |
動脈硬化は血小板活性化、血管内皮機能障害、凝固・線溶系障害などにより脳梗塞へ進展する。さらに炎症性サイトカイン、アポトーシス、接着分子、成長因子などにより、神経細胞死が引き起こされ、非梗塞部の神経細胞にも障害され、病状はさらに増悪する。運動療法がこれらの悪循環を阻止できるかを研究した。本研究では、運動療法の継続が脳卒中におけるアポトーシス、サイトカイン、接着分子、成長因子の指標を減少させることが示された。運動療法の継続は、脳卒中後の神経細胞死の抑制に寄与する可能性が示唆された。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
運動療法は運動機能や代謝機を改善するが、それ以外の効果として、脳梗塞の再発や神経細胞死による病状悪化を防げるかを研究した。本研究により運動療法が血管内皮障害、血小板活性化、線溶機能障害、炎症性サイトカイン低下、アポトーシス抑制などの効果をもち、脳梗塞の予防や進展阻止に寄与することが示唆された。脳梗塞や心筋梗塞などの動脈硬化性疾患の予防には食事療や薬物療法が確立されているが、運動療法は無料であり、医療施設以外でも可能なので、医療費削減や予防法普及にも貢献すると思われる。
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