研究課題/領域番号 |
17K01491
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
リハビリテーション科学・福祉工学
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研究機関 | 岡山理科大学 |
研究代表者 |
林 良太 岡山理科大学, 工学部, 教授 (40288949)
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研究分担者 |
吉田 浩治 岡山理科大学, 工学部, 教授 (00254433)
衣笠 哲也 岡山理科大学, 工学部, 教授 (20321474)
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研究期間 (年度) |
2017-04-01 – 2020-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2019年度)
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配分額 *注記 |
4,680千円 (直接経費: 3,600千円、間接経費: 1,080千円)
2019年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2018年度: 2,080千円 (直接経費: 1,600千円、間接経費: 480千円)
2017年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
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キーワード | 表面筋電位 / 知能ロボティクス / リハビリテーション / 医療・福祉 / 訓練支援 / 技能獲得 / メカトロニクス / 機械力学・制御 |
研究成果の概要 |
手関節の伸展筋屈曲筋からの表面筋電位信号を用いて、1リンクロボットアームを回転させる操縦訓練システムを構築した。訓練時に手関節を固定すると、表面筋電位を随意的に発生させる技能の獲得に効果がある可能性を、実験により確認することができた。さらに、表面筋電位センサの出力信号の一部の情報だけを用いて、自動制御により操縦課題の達成を補助すると、訓練時の負担を軽減し、継続的な促通訓練が可能になることを、実験により確認することができた。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
表面筋電位信号で操縦するロボットを用いて、片麻痺患者のリハビリ訓練を支援するシステムの有用性が認められつつあるが、患者の意図したとおりにロボットが動作するようになるためには、患者の多大な努力と訓練が必要となっている。本研究では、表面筋電位を発生させる技能の獲得を促す一つの条件を明らかにすることができ、さらに訓練時の負担を軽減し継続的な訓練を可能にする手法を示すことができた。本研究成果は、新しいリハビリ訓練システムの発展と適用範囲の拡大に繋げることができると期待される。
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