研究課題/領域番号 |
17K01501
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
リハビリテーション科学・福祉工学
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研究機関 | 神戸大学 |
研究代表者 |
荒川 高光 神戸大学, 保健学研究科, 准教授 (90437442)
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研究分担者 |
河上 敬介 大分大学, 福祉健康科学部, 教授 (60195047)
田口 徹 新潟医療福祉大学, リハビリテーション学部, 教授 (90464156)
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研究期間 (年度) |
2017-04-01 – 2020-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2019年度)
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配分額 *注記 |
4,680千円 (直接経費: 3,600千円、間接経費: 1,080千円)
2019年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2018年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
2017年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
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キーワード | 寒冷療法 / 温熱療法 / マクロファージ / 寒冷刺激 / 温熱刺激 / MCP-1 / 骨格筋 / 寒冷 / 温熱 / 再生 |
研究成果の概要 |
筋の挫滅損傷後の寒冷療法により、マクロファージの集積が抑制された。この現象に先んじて、好中球の損傷部への集積、CCL2陽性細胞(の集積も減少していた。今回明らかとなったこの現象は好中球の集積後に起こるマクロファージの集積が筋再生に影響していることを示している。 温熱療法の結果、CCL2陽性衛星細胞の出現が早期化した。このことは温熱療法が筋再生を促進する可能性を持つことを示している。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
筋損傷後に常識とされてきた寒冷療法は、筋再生を遅延、抑制させてしまう。そのことのメカニズムが明らかとなってきた。すなわち、筋損傷後に筋再生を促すためには温熱療法が優れていることを示していると考えられる。理学療法、およびスポーツの現場における対処法における常識を考え直す必要がある。
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