研究課題/領域番号 |
17K01507
|
研究種目 |
基盤研究(C)
|
配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
リハビリテーション科学・福祉工学
|
研究機関 | 長崎大学 |
研究代表者 |
花田 匡利 長崎大学, 病院(医学系), 技術職員 (00596869)
|
研究分担者 |
神津 玲 長崎大学, 医歯薬学総合研究科(保健学科), 教授 (80423622)
|
研究期間 (年度) |
2017-04-01 – 2021-03-31
|
研究課題ステータス |
完了 (2020年度)
|
配分額 *注記 |
4,550千円 (直接経費: 3,500千円、間接経費: 1,050千円)
2019年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2018年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2017年度: 2,210千円 (直接経費: 1,700千円、間接経費: 510千円)
|
キーワード | 敗血症 / 神経筋電気刺激療法 / 筋萎縮 / 筋委縮 / 電気刺激療法 / リハビリテーション |
研究成果の概要 |
今回,ICUに入室する重症患者において,ICU獲得性筋力低下(ICU-AW)を有する者に神経筋電気刺激療法における筋萎縮の進行抑制効果について,筋蛋白分解指標として尿中3-メチルヒスチジン(3-MH)にて検討した.3-MHの測定まで可能であった症例は7例で,第1病日より隔日に測定し,3-MHは低下する傾向にあった.しかし,採尿の条件が異なることが多く,得られた結果からは信頼性に乏しく特徴を示しているとは言い難い結果となった.
|
研究成果の学術的意義や社会的意義 |
現在までの先行研究においては,ICUに入室する重症患者におけるNMESの有効性を示す報告がなされているが,神経筋電気刺激療法における蛋白分解の特徴を証明した報告がなく,方法論確立に向けた筋線維の蛋白分解レベルでの推移や特徴を捉える検討は必要不可欠である.また,最適な介入時期の検討に関する報告は散見されず,本研究のような取り組みは重要である.
|