研究課題/領域番号 |
17K01508
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
リハビリテーション科学・福祉工学
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研究機関 | 長崎大学 |
研究代表者 |
東 登志夫 長崎大学, 医歯薬学総合研究科(保健学科), 教授 (40244090)
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研究分担者 |
藤村 誠 長崎大学, 工学研究科, 准教授 (30229041)
松尾 崇史 西九州大学, リハビリテーション学部, 助教 (50757747)
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研究期間 (年度) |
2017-04-01 – 2020-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2019年度)
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配分額 *注記 |
4,420千円 (直接経費: 3,400千円、間接経費: 1,020千円)
2019年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2018年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2017年度: 2,340千円 (直接経費: 1,800千円、間接経費: 540千円)
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キーワード | 三次元VR / 半側空間無視 / プリズム順応 / リハビリテーション |
研究成果の概要 |
本研究の目的は,三次元仮想現実によるプリズム適応システム(VRPAシステム)を開発し,その有用性を検討することである. 開発されたシステムは,三次元virtual reality下で反復的な到達課題を実行し,半側空間無視(USN)の患者の評価・治療を行うことを可能にするものである.本システムによるプリズムの適応を,健康な成人10名とUSN患者5名で検討した結果,本システムは有用であることが示唆された.
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究の成果は,従来の半側空間無視(USN)に対するPA療法における課題を解決する方法につながるものであり,PA療法の標準化に繋がる研究への発展も期待できる.USNは,脳卒中による高次脳機能障害の代表的な病態であることから,USNに対するリハビリテーションの発展は,それに苦しむ多くの対象者のQOLの向上に寄与するものと考える.
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