研究課題/領域番号 |
17K01514
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
リハビリテーション科学・福祉工学
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研究機関 | 札幌医科大学 |
研究代表者 |
仙石 泰仁 札幌医科大学, 保健医療学部, 教授 (10248669)
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研究期間 (年度) |
2017-04-01 – 2023-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2022年度)
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配分額 *注記 |
3,510千円 (直接経費: 2,700千円、間接経費: 810千円)
2019年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2018年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2017年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
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キーワード | 眼球・頭部協調性 / 日常生活活動 / 分担比 / 眼球-頭部協調 / 頭部-眼球運動 / 発達障害 / 作業療法 / 眼球-頭部協調運動 / 眼球・頭部協調運動 / リハビリテーション / 頭部-眼球運動協応 |
研究成果の概要 |
日常生活活動における頭部-眼球運動協調性の関与を活動特性との関係から明らかにすることを目的とした。その結果机上での食事課題のような静的な動作と姿勢変換を伴う移乗動作のような動的な動作で眼球頭部協調運動のパターンが異なっていた。また、個体間で比較するために眼球運動・頭部運動の分担比をいう指標を基準とした分析方法を用いることで個体間の比較を行える可能性が示唆された。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
単純な追視と目的のある活動であるADL動作での眼球頭部協調運動のパターンが異なっていること,またADL動作でも机上での食事課題のような静的な動作と姿勢変換を伴う移乗動作のような動的な動作で眼球頭部協調運動のパターンが異なっているということが明らかとなり,協調運動障害を伴う様々な疾患でリハビリテーションを行う際の課題提示や方略指導の方法に一定の指針が示せる可能性がある。また、眼球運動・頭部運動の分担比という分析方法を取り入れることで.視覚探索や分類といった課題特性に応じた眼球頭部協調運動の個人間の比較が可能となり、これらの課題で困難さを認める対象者の生涯構造の分析に貢献できることが期待される。
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