研究課題/領域番号 |
17K01533
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
リハビリテーション科学・福祉工学
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研究機関 | 新潟医療福祉大学 |
研究代表者 |
能村 友紀 新潟医療福祉大学, リハビリテーション学部, 教授 (50434460)
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研究分担者 |
桐本 光 広島大学, 医系科学研究科(保), 教授 (40406260)
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研究期間 (年度) |
2017-04-01 – 2020-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2019年度)
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配分額 *注記 |
4,550千円 (直接経費: 3,500千円、間接経費: 1,050千円)
2019年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2018年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2017年度: 2,340千円 (直接経費: 1,800千円、間接経費: 540千円)
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キーワード | 記憶 / 非侵襲的脳刺激法 / 認知機能 / 経頭蓋交流電流刺激 / 経頭蓋交流刺激 / 非侵襲的脳刺激 / 個人差 / ガンマ波 / tACS / 高齢者 / 軽度認知障害 |
研究成果の概要 |
経頭蓋交流電流刺激(tACS)が記憶に影響を与えるかは未だ不明であり,左前頭前野(PFC)上のtACSが記憶を強化するかどうかについて調査した.健康若年成人を対象とし,無作為にtACS群または偽対照刺激群に振り分けられた.対象者は,1日目の学習課題中と2日目の認識課題中にtACSまたは偽対照刺激のいずれかを受けました. tACS群は偽対照群の対象者よりも長期記憶を保持することができ,これらの研究成果は,左PFC上のtACSが健康若年成人の一時的な記憶認識を強化することを示唆している.
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
新しい脳刺激法である経頭蓋交流電流刺激が健常若年成人の記憶認識を一時的に強化することができることがわかりました.このことは記憶機能が減弱化している対象者の認知機能を高められる可能性を示唆しています.この脳刺激法は認知機能を高めるためのトレーニングの補助的役割を担う可能性があります.
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