研究課題/領域番号 |
17K01536
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
リハビリテーション科学・福祉工学
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研究機関 | 常葉大学 |
研究代表者 |
磯貝 香 常葉大学, 保健医療学部, 教授 (00549496)
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研究期間 (年度) |
2017-04-01 – 2023-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2022年度)
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配分額 *注記 |
4,420千円 (直接経費: 3,400千円、間接経費: 1,020千円)
2019年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2018年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2017年度: 2,600千円 (直接経費: 2,000千円、間接経費: 600千円)
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キーワード | 筋硬結 / シミュレータ / 応力-ひずみ特性 / 触診技術 / 筋硬結触診シミュレータ / 練習効果 / 硬さ特性 / 皮膚皮下組織 / 筋 / リハビリテーション |
研究成果の概要 |
筋硬結触診シミュレーターの開発を目的として,徒手理学療法実践者が認識している筋硬結の具体的な特性値と,超音波断撮影を用いて計算された臀部の異なる荷重下での皮下組織および筋のヤング率を調査した.その結果,徒手理学療法実践者が認識している臀部に存在する典型的な筋硬結は,ほぼ大きなアーモンドナッツ形状であった.また,超音波断撮影と圧縮試験を使用して,大規模な参加者サンプルの皮下組織と筋肉組織のヤング率を測定することに成功した.
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
筋痛の原因となる筋硬結の探索には触診が用いられるが,その検査結果の信頼性は一義的に高いとは言えない.触診技術を向上させるためは,熟練者の指導の下,実際の筋硬結に触れる体験を積み重ねることが有効と考えられるが,患者の苦痛を助長するこの方法は倫理的に推奨できない.我々は,この問題を補完するために人工的な筋硬結触診練習用モデルの開発を目指している.本研究成果は,このモデル製作に必要なデータとなるものである.
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