研究課題/領域番号 |
17K01539
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
リハビリテーション科学・福祉工学
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研究機関 | 金沢医科大学 (2020-2021) 愛知医科大学 (2017-2019) |
研究代表者 |
大道 美香 金沢医科大学, 医学部, 非常勤講師 (30581079)
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研究分担者 |
内藤 宗和 愛知医科大学, 医学部, 教授 (10384984)
大道 裕介 金沢医科大学, 医学部, 准教授 (50506673)
安井 正佐也 愛知医科大学, 医学部, 助教 (10723695)
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研究期間 (年度) |
2017-04-01 – 2022-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2021年度)
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配分額 *注記 |
4,420千円 (直接経費: 3,400千円、間接経費: 1,020千円)
2020年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2019年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2018年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2017年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
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キーワード | 運動習慣 / 予防 / 慢性痛 / 不活動 / 不動化 / 慢性疼痛 / 習慣的運動 |
研究成果の概要 |
運動習慣による慢性痛の予防機序を解明するため、ラットに一定期間の自発運動を行わせた(運動群)後、ギプス固定後慢性痛モデル(CPCP)ラットを作成し、本モデルラットの疼痛シグナル伝達の抑制効果を検証した。運動群では非運動群に比べ、固定側足底の機械痛覚過敏行動が減弱した。ギプス固定2週間目の固定側後肢において酸化損傷を抑制する傾向が認められた。除去後5週目の第4-5腰髄後角において、非運動群で増大した抗c-Fos抗体陽性細胞数が、運動群では有意な減少を認めた。予防的運動による抗酸化能の増大が不活動肢の酸化損傷を予防し、疼痛シグナル伝達を抑制する可能性が示唆された。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
運動習慣による高フィットネス状態がもたらしたCPCPモデルラットに生じた今回の研究成果は、運動習慣が慢性痛発症の予防に繋がる重要性について基礎的根拠となる。さらにこの結果より見出された責任因子は、慢性痛発症予防の理学療法戦略の構築において非常に有益な基盤となりうると考えられる。
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