研究課題/領域番号 |
17K01541
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
リハビリテーション科学・福祉工学
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研究機関 | 四條畷学園大学 |
研究代表者 |
松木 明好 四條畷学園大学, リハビリテーション学部, 教授 (20624026)
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研究期間 (年度) |
2017-04-01 – 2020-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2019年度)
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配分額 *注記 |
4,810千円 (直接経費: 3,700千円、間接経費: 1,110千円)
2019年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2018年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2017年度: 3,380千円 (直接経費: 2,600千円、間接経費: 780千円)
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キーワード | リハビリテーション / 前庭 / 小脳 / 電気刺激 / 磁気刺激 / 姿勢制御 / 前庭脊髄反射 / 眼球運動 / 経頭蓋磁気刺激 / 前庭リハビリテーション / 前庭動眼反射 / 経頭蓋直流電気刺激 / 電気前庭刺激 |
研究成果の概要 |
安定した姿勢を保持する能力や動いているものを見る能力、まためまい等を改善することを目的に前庭リハビリテーションが行われます。健常者を対象に行った一連の実験によって、頭を動かしながら物を見る練習や耳の後ろから微弱な電流を流すことで、バランスがよくなったり、そのバランスに関連する反射が調整されたり、目の動きが変化することを明らかにしました。さらに、磁気などの非侵襲的な刺激を小脳に加えることで、リハビリの効果が変化することも明らかにしました。今後は、バランスの障害のある方やめまいのある方を対象に頭部と目の運動練習や電気刺激、磁気刺激が効果を示すか調べる必要があります。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
これまでめまいやふらつき、動くものの見難さなどに対して前庭リハビリテーションが適用されてきましたが、どういう機序で作用しているのかは明らかではありませんでした。我々の研究成果は、その効果の神経基盤の一部を明らかにしただけではなく、その効果促進の可能性まで示すことができました。神経疾患のみならず、不活動によってバランス能力が落ちてふらつきがでる方は多数いますが、我々の研究成果はそれらの改善に一部貢献する可能性があります。
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