研究課題/領域番号 |
17K01564
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
リハビリテーション科学・福祉工学
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研究機関 | 大阪医科大学 (2018-2020) 京都大学 (2017) |
研究代表者 |
二宮 早苗 大阪医科大学, 看護学部, 講師 (70582146)
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研究分担者 |
岡山 久代 筑波大学, 医学医療系, 教授 (90335050)
内藤 紀代子 びわこ学院大学, 教育福祉学部, 教授 (30433238)
森川 茂廣 滋賀医科大学, 神経難病研究センター, 客員教授 (60220042)
遠藤 善裕 滋賀医科大学, 医学部, 教授 (40263040)
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研究期間 (年度) |
2017-04-01 – 2021-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2020年度)
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配分額 *注記 |
4,680千円 (直接経費: 3,600千円、間接経費: 1,080千円)
2019年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2018年度: 2,470千円 (直接経費: 1,900千円、間接経費: 570千円)
2017年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
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キーワード | 骨盤底筋訓練 / 腹圧性尿失禁 / 超音波画像診断 / 姿勢 / 超音波検査 / 核磁気共鳴画像 / 超音波 / 看護学 / 医療・福祉 / 画像 |
研究成果の概要 |
本研究は、骨盤底筋群の随意収縮ができなくても骨盤底筋群を強化できる方法を確立することを目的とした。超音波検査により、立位または立膝位をとり大腿骨を外転位とし左右の大殿筋を引き寄せるようにすることで、骨盤底筋群の随意収縮時と同程度に骨盤内臓器が挙上されることを明らかにした。また、上記姿勢による体操を12週間継続することにより、従来の骨盤底筋体操と同程度の尿失禁改善効果があることが示された。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
骨盤底筋群は身体内部にあるため、指導する側もされる側も骨盤底筋群を正しく収縮できているかを認識することは難しい上、指導しても随意収縮できない女性が27%存在するといわれている。本研究成果は、随意収縮ができなくても、骨盤底筋群の随意収縮と同程度の効果が期待できる方法を示した。これにより、指導してもうまくできない例や患者自身によるセルフトレーニングも容易になると考える。
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