研究課題/領域番号 |
17K01573
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
リハビリテーション科学・福祉工学
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研究機関 | 岡山県立大学 |
研究代表者 |
金川 明弘 岡山県立大学, 情報工学部, 教授 (70204534)
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研究分担者 |
滝本 裕則 岡山県立大学, 情報工学部, 准教授 (10413874)
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研究期間 (年度) |
2017-04-01 – 2023-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2022年度)
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配分額 *注記 |
2,340千円 (直接経費: 1,800千円、間接経費: 540千円)
2019年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2018年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2017年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
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キーワード | 介護・看護スケジューリング / 見守りシステム / 介護スケジューリング / 異常検知 / 高齢者の転倒検知 / 連続ウェーブレット変換 / 周波数解析 / 深層学習 / 進化計算 / 多目的介護スケジューリング / 異常モニタリング |
研究成果の概要 |
本研究では被介護者の異常検知と介護スケジューリング法の確立に取り組んだ。異常検知については、身体に起きた異常状態を具現化するため転倒に特化した。その結果、加速度センサより得られる情報に対して連続ウェーブレット変換を施す方法を示した。また、プライバシーを考慮した被介護者の状態推定として、RGB-Dセンサを用いた状態推定法を提案した。一方、介護スケジュールに関しては、研究開始当初から新型コロナウイルスの蔓延に対する対策が社会的急務になりつつあったことを勘案し、感染状況が医療現場のスタッフに影響を及ぼす現状を考慮した看護師勤務表問題に対する研究に替えて手法の確立を行った。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本課題では、介護サービスに関するハードウェアならびにソフトウェアについて、情報工学的手法を用いて限られた資源を有効に活用することで、被介護者が安心して過ごせる環境を実現するとともに、介護スタッフを多方面から支援し職員満足の向上を実現するシステムを構築した。我々が提案する技術は、介護業務の部分的ではあるが負荷軽減にも繋がるものであり、超高齢化社会を迎える我が国において重要な基盤技術になると考える。
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