研究課題/領域番号 |
17K01574
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
リハビリテーション科学・福祉工学
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研究機関 | 北海道科学大学 |
研究代表者 |
河口 明人 北海道科学大学, 保健医療学部, 教授 (70214608)
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研究分担者 |
秋山 正晴 北海道科学大学, 保健医療学部, 教授 (10382475)
佐藤 洋一郎 北海道科学大学, 保健医療学部, 准教授 (20433518)
細谷 志帆 北海道科学大学, 保健医療学部, 助教 (40736386)
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研究期間 (年度) |
2017-04-01 – 2020-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2019年度)
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配分額 *注記 |
4,680千円 (直接経費: 3,600千円、間接経費: 1,080千円)
2019年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
2018年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
2017年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
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キーワード | 高齢者 / 包括ケアシステム / 介護 / サルコペニア / 過疎地域 / 介護予防 / 孤立 / 閉じこもり / ADL / 地域医療 / ソーシャルキャピタル / 孤立閉じこもり / 地域在住高齢者 / 独居高齢者 / 日常生活活動ADL / 生活の質QOL / ソーシャル・キャピタル / オーラルフレイル |
研究成果の概要 |
過疎地域在住の自立高齢者の生活環境、医科歯科健診、身体活動度、認知機能・心理的状態を併せて包括的に調査し、高齢者の介護リスクの実態について分析した。生活環境リスクとして独居、身体的リスクとしてのサルコペニア、歯科リスクとしてのオーラルフレイル、社会的リスクとしての「閉じこもり」「孤立」など、それらの高齢者のADLおよびQOLを詳らかにし、包括ケアシステム確立のためには、高齢者の生活全般に亘る実態を把握する重要性を指摘した。限られた資源・人材で最も効果的な介護予防健診を開発することによって、包括ケアシステム確立への情報集約の方法と、分析に基づく高齢者政策の企画・立案のための科学的根拠を提供した。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
超高齢社会への構造変化は、高齢者の社会参加を必須のものにしている。高齢者の介護予防と社会参加が可能な高齢者抽出のための具体的方法を、医学的健診に止まらず、生活環境、身体能力、心理・認知状況を包括的に把握する「高齢者介護予防健診」として示した。過疎社会の構造的な悪性サイクル(過疎化→高齢化→人口流出)に立ち向かう政策立案のための科学的根拠を収集する具体的方法するとともに、誰もが支え、誰もが支えられる相互扶助社会を創造することの重要性を指摘した。
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