研究課題/領域番号 |
17K01576
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
リハビリテーション科学・福祉工学
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研究機関 | 東北医科薬科大学 |
研究代表者 |
星 憲司 東北医科薬科大学, 薬学部, 講師 (20405913)
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研究期間 (年度) |
2017-04-01 – 2020-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2019年度)
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配分額 *注記 |
4,680千円 (直接経費: 3,600千円、間接経費: 1,080千円)
2019年度: 2,470千円 (直接経費: 1,900千円、間接経費: 570千円)
2018年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2017年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
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キーワード | 服薬アドヒアランス / Bluetooth Low Energy / IoT / 医療情報 / 服薬支援 / コンピュータネットワーク / 服薬コンプライアンス / BLE / 医療用デバイス / 服薬モニタリングシステム / 近距離無線通信 / 低消費電力 |
研究成果の概要 |
この研究では、研究代表者らが開発した服薬モニタリングシステムに (1)システムの小型化 (2)省電力化 (3)開封検出方式の改良 (4)中継モジュールの改良 (5)医療機関側のサーバの改良を実施した。その結果、患者の服薬状況を連続的に長期間安定して記録できるようになった。また、記録した結果をコンピュータネットワークを通して医療機関のサーバに送信し、リアルタイムに可視化して確認できるようになった。開発したシステムを利用して実証実験を行い、実用的な服薬状況の記録が実現できることが確認できた。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
薬物治療を成功させるためには、患者が処方を理解し正しく服用すること、すなわち服薬アドヒアランスの改善が重要である。しかし既存のシステムでは24時間体制で服薬ミスを防ぐ、服薬支援の実現は難しかった。 本研究によって、24時間体制の服薬支援が現実的な選択肢となり、自宅で服薬治療を行う患者の治療効果を改善して、無駄な投薬による医療コストを削減できるようになった。
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