研究課題/領域番号 |
17K01577
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
リハビリテーション科学・福祉工学
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研究機関 | 国際医療福祉大学 |
研究代表者 |
山本 澄子 国際医療福祉大学, 医療福祉学研究科, 教授 (30302102)
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研究期間 (年度) |
2017-04-01 – 2023-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2022年度)
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配分額 *注記 |
4,550千円 (直接経費: 3,500千円、間接経費: 1,050千円)
2019年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2018年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
2017年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
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キーワード | 歩行分析 / 脳血管障害 / 下肢装具 / 脳卒中患者 / Ankle-foot orthosis / stroke / stiffness / gait / power absorption / 片麻痺者 / 脳卒中 / 短下肢装具 / 回復期 / 制動力 |
研究成果の概要 |
背屈制動機能をもつ継手無し短下肢装具と背屈制動機能をもたない油圧式短下肢装具を使用した片麻痺者の歩行をランダム化比較試験で比較した。 41名の回復期片麻痺者をランダムに2群に分け、各装具を使用した理学療法士による歩行練習を2週間実施し、練習後の歩行を3次元動作分析で計測した。対応の無いt検定あるいはマンホイットニーのU検定で2群を比較した。 36名の片麻痺者が比較対象となった。結果は油圧装具群で歩行1周期を通して足関節が背屈位となり、足関節まわりの負のパワーが大きいことが分かった。これらの結果より、装具の背屈制動機能は歩行時の足関節まわりの動きや筋パワーに影響することが明らかになった。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
片麻痺者の歩行に対して、装具の有無を比較した研究は数多く存在するが、装具の機能の違いが歩行に及ぼす影響を調べた研究はほとんど行われていない。本研究で得られた結果は、片麻痺者の歩行練習において適切な装具を選定する際に有用な情報となる。
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