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眼球側面画像を用いた視線ジェスチャの識別

研究課題

研究課題/領域番号 17K01594
研究種目

基盤研究(C)

配分区分基金
応募区分一般
研究分野 リハビリテーション科学・福祉工学
研究機関大阪電気通信大学

研究代表者

疋田 真一  大阪電気通信大学, 工学部, 准教授 (00347618)

研究期間 (年度) 2017-04-01 – 2020-03-31
研究課題ステータス 完了 (2019年度)
配分額 *注記
4,550千円 (直接経費: 3,500千円、間接経費: 1,050千円)
2019年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2018年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2017年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
キーワード眼球運動 / カメラ / インタフェース / ハンズフリー / ヒューマンインタフェース
研究成果の概要

本研究では,超小型カメラ(アイカメラ)で撮影した眼球側面画像から視線ジェスチャ(特定の眼球運動パターン)を識別し,目で合図を送るだけで情報機器の操作を可能にするメガネ型インタフェースの開発に取り組んだ.最初に,メガネフレームのテンプル部にアイカメラを装着した視線追跡メガネを試作した.次に,眼球側面画像から特徴点を検出するための画像処理アルゴリズム及び眼球特徴点から視線ジェスチャを識別する方法を開発した.最後に,視線ジェスチャによりPCを操作する実験を行ったところ,スムーズな入力操作が可能であることがわかった.

研究成果の学術的意義や社会的意義

本研究では,1台のカメラと市販のメガネフレームを利用して目で合図を送るだけで情報機器の操作を可能にするインタフェースを提案し,その基盤となる技術を開発した.病気や怪我で手足が不自由となった運動弱者(ユーザ)にとって,介助なしで健常者のように自立した日常生活を営むことは困難である.提案インタフェースによってユーザが最小限の介助で携帯情報端末やPCを利用できるようになれば,介助者およびユーザ両者の大幅なQOL向上,さらにはユーザの社会復帰促進につながると期待される.

報告書

(4件)
  • 2019 実績報告書   研究成果報告書 ( PDF )
  • 2018 実施状況報告書
  • 2017 実施状況報告書
  • 研究成果

    (6件)

すべて 2019 2018 2017

すべて 学会発表 (6件)

  • [学会発表] 眼鏡のテンプル部に固定したカメラを用いた簡易眼球運動計測2019

    • 著者名/発表者名
      疋田真一,橋田慎吾
    • 学会等名
      電子情報通信学会
    • 関連する報告書
      2019 実績報告書
  • [学会発表] メガネ型視線ジェスチャ入力インタフェースの開発2019

    • 著者名/発表者名
      疋田真一,廣庭大樹,前 侑佑
    • 学会等名
      第14回空間認知と運動制御研究会
    • 関連する報告書
      2018 実施状況報告書
  • [学会発表] 一台のアイカメラで実現するウェアラブル首ふり視線インタフェース2018

    • 著者名/発表者名
      阪口勝彦,疋田真一
    • 学会等名
      第152回ヒューマンインタフェース学会研究会ヒューマンインタフェース・ステップアップキャンプ
    • 関連する報告書
      2017 実施状況報告書
  • [学会発表] 眼球側面画像を用いた首ふり視線ジェスチャの検出とPC操作への応用2018

    • 著者名/発表者名
      阪口勝彦,疋田真一
    • 学会等名
      第13回空間認知と運動制御研究会
    • 関連する報告書
      2017 実施状況報告書
  • [学会発表] 視線と頭部のジェスチャを用いたウェアラブルインタフェース2018

    • 著者名/発表者名
      阪口勝彦,疋田真一
    • 学会等名
      平成29年度計測自動制御学会関西支部・システム制御情報学会若手研究発表会
    • 関連する報告書
      2017 実施状況報告書
  • [学会発表] 眼球側面画像を利用した視線インタフェースの開発2017

    • 著者名/発表者名
      阪口勝彦,疋田真一
    • 学会等名
      電子情報通信学会
    • 関連する報告書
      2017 実施状況報告書

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公開日: 2017-04-28   更新日: 2021-02-19  

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