研究課題/領域番号 |
17K01597
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
リハビリテーション科学・福祉工学
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研究機関 | 藍野大学 |
研究代表者 |
五十嵐 朗 藍野大学, 医療保健学部, 教授 (10570632)
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研究分担者 |
林 拓世 藍野大学, 医療保健学部, 講師 (40582862)
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研究期間 (年度) |
2017-04-01 – 2023-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2022年度)
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配分額 *注記 |
4,420千円 (直接経費: 3,400千円、間接経費: 1,020千円)
2019年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2018年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2017年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
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キーワード | 非接触計測 / 脈波 / 呼吸波形 / 自律神経調節機能 / ストレッチチェック / IoTセンサ / ストレスチェック / ストレス / IoT / 医療・福祉 / 生物・生体工学 |
研究成果の概要 |
目まぐるしく変化する社会構造の中,多くの人々が高ストレスに曝されることとなり,循環器系疾患や精神疾患の発症増加が大きな社会問題となっている。本研究では,ストレス評価票のような主観的な側面だけでなく,自律神経調節機能などの生理学的な側面を組み合わせた評価手法を用いて日常生活下でのストレス評価を行うシステムの開発を行った。その結果,RGBカラー画像を利用した非接触血流計測法でストレス評価が可能なこと,小型6軸センサモジュールを用いることで容易に呼吸計測が可能なこと,長期間の時系列データに対して,深層学習を利用した予測を行うには,外気温などの外部環境の影響を考慮する必要があることを確認した。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究により被検者に与える負荷を最小限に抑えたRGBカラー画像を用いた非接触計測法で体表面の血流情報を継続的に収集することが可能であることが示された。また,体表面に装着したが小型6軸センサモジュールの出力から簡便に呼吸波形の計測が可能であることを確認した。さらにこれらの研究成果を用いることで心電計や脳波計などの医療機器が整った医療機関ではなく,日常生活下において自律神経機能の評価を行うことが可能になると期待できる。
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