研究課題/領域番号 |
17K01604
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
リハビリテーション科学・福祉工学
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研究機関 | 秋田工業高等専門学校 |
研究代表者 |
宮脇 和人 秋田工業高等専門学校, その他部局等, 教授 (00390906)
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研究分担者 |
島田 洋一 秋田大学, 医学系研究科, 教授 (90162685)
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研究期間 (年度) |
2017-04-01 – 2020-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2019年度)
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配分額 *注記 |
4,550千円 (直接経費: 3,500千円、間接経費: 1,050千円)
2019年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2018年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
2017年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
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キーワード | バイオメカニクス / リハビリテーション / 機械力学・制御 / 生物・生体工学 / 知能機械 |
研究成果の概要 |
高齢者の健康寿命を延ばすためには運動が有効である。本研究開発は、サルコペニアを予防するために座りながら利用者が全身運動を行い、その時の運動負荷を細かく調整することが可能な運動補助機器を試作した。この機器は高齢者・障害者のように運動機能が低下しているユーザ群にも利用できるように低負荷で各ユーザに合わせてと微小な負荷調整が可能な機構とした。試作した運動補助機器を健常者が利用し、モーションキャプチャシステム(Vicon)と腕部・足部の力センサ情報を利用してその有効性を確認した。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
超高齢化社会がもたらす課題としては高齢医療費の増大である。この高齢医療費を抑制する方法は、健康寿命(男性70.42歳、女性73.62歳)を延ばすことが考えられる。平均寿命と健康寿命との差は、日常生活に制限のある「不健康な期間」を意味するため、平均寿命と健康寿命との差を短くすることが必要である。高齢者はサルコペニアや骨粗鬆症など体力低下が著しく、身体機能を高めるためにはスポーツや運動が有用である。本研究開発は誰にでも簡単に利用ができ、スポーツ障害を引き起こさずにサルコペニアを予防する新しい運動補助機器を試作した。
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