研究課題/領域番号 |
17K01607
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
リハビリテーション科学・福祉工学
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研究機関 | 熊本高等専門学校 |
研究代表者 |
永田 正伸 熊本高等専門学校, 拠点化プロジェクト系地域協働プロジェクトグループ, 教授 (40370051)
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研究期間 (年度) |
2017-04-01 – 2020-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2019年度)
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配分額 *注記 |
4,680千円 (直接経費: 3,600千円、間接経費: 1,080千円)
2019年度: 2,080千円 (直接経費: 1,600千円、間接経費: 480千円)
2018年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2017年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
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キーワード | 車椅子 / 全方向移動 / 球体輪 / 着脱式 / 車いす / アタッチメント / 着脱 |
研究成果の概要 |
手動式車椅子に、乗降方式により介助の必要なく簡便に全方向移動機能を着脱できる全方向移動装置を開発した。同装置を用いれば、オフィスや作業台前などの狭所での業務や、図書館や美術館、博物館などの横移動が有効な空間において、移乗を伴うことなく全方向移動機能をシームレスに手動式車椅子に付加して活用することができる。本装置を用いることで、車椅子使用者の社会進出を促進し、企業における身体障がい者の雇用改善および、QOLの向上に大きく寄与することができる。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
これまで、多くの全方向移動機構に関する研究が行われてきているが、研究レベルに留まっており殆ど普及していない。特に、車椅子においては、全方向移動機能を利用するには、手動式の車椅子から全方向移動車椅子に乗り換える(移乗する)必要があり、使用者や介助者の大きな負担になっていた。 本研究では、介助や移乗を必要とせず、手動式車椅子に簡便に着脱することができる全方向移動装置を開発した。この装置を用いることにより、全方向移動が有用な空間での同機能の活用を極めて簡単に行う事ができ、その結果、車椅子使用者の社会進出を促進し、障がい者の雇用率の向上やQOLに向上に大きく貢献できる。
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