研究課題
基盤研究(C)
本研究では、身体活動と腎機能との関連について解析を行ったものである。その結果、座位での生活時間が長いほど腎機能の低下を及ぼす可能性が高いことが明らかになった。言い換えると、腎臓病の予防のためには日常生活の中で身体活動量を保つことが重要であると思われる。また、一定量のアルブミン値を維持することで腎機能低下の予防と改善に繋がる可能性があるといえる。
本研究では、身体活動と腎機能の低下との関連について明らかにしたものである。4年間の縦断研究の結果であるため因果関係まで説明できると思われる。また、腎機能の予防策として非薬物的方法に着目したことは学術・社会的に意義のある研究であろう。高齢者の割合が世界一である日本において腎臓病の患者さんは増えつつあるが今回の研究成果は予防策の一つとして考えるべきであると思われる。
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