研究課題/領域番号 |
17K01618
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
身体教育学
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研究機関 | 高知工科大学 |
研究代表者 |
門田 宏 高知工科大学, 情報学群, 准教授 (00415366)
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研究分担者 |
木村 岳裕 金沢大学, GS教育系, 准教授 (50632254)
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研究期間 (年度) |
2017-04-01 – 2020-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2019年度)
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配分額 *注記 |
4,550千円 (直接経費: 3,500千円、間接経費: 1,050千円)
2019年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2018年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2017年度: 2,470千円 (直接経費: 1,900千円、間接経費: 570千円)
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キーワード | fMRI / 運動記憶 / 脳活動 / ニューロフィードバック / 生体情報解析 |
研究成果の概要 |
我々が日常生活を営むうえで運動は欠かせないものであり、その多くは学習によって獲得されたものである。本研究では、実験参加者の脳の活動状態と運動学習との関係を明らかにしていくことを目的とした。実験参加者は視覚的に提示される脳活動情報に基づいて、自己の脳活動状態を変化するようトレーニングを行った。また、トレーニング後に2種類の相対する環境を学習する課題を行った。その結果、トレーニングによって自己の脳活動を変調させることができるようになること、しかし異なる運動記憶を獲得するには今回の脳活動の変調では不十分であることが示唆された。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究により、fMRIで計測した脳活動状態をリアルタイム解析し,視覚的にフィードバックするトレーニングによって脳活動の変調をもたらすことができることが明らかとなった。このようなリアルタイムfMRIニューロフィードバックのトレーニングを用いた研究では、脳の活動を増加させるものや特定のパターンになるようにトレーニングするものがあるが、本研究で用いた特定の脳部位の増減や2領域を対象としても脳活動の変調をもたらすことができることがわかった。このようなトレーニング効果は事故や障害によって体が動かない患者に対するリハビリテーションへの応用や疾患の改善等に応用できる可能性が考えられる。
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