研究課題/領域番号 |
17K01624
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
身体教育学
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研究機関 | 茨城大学 |
研究代表者 |
吉野 聡 茨城大学, 教育学部, 教授 (10334004)
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研究期間 (年度) |
2017-04-01 – 2020-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2019年度)
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配分額 *注記 |
2,860千円 (直接経費: 2,200千円、間接経費: 660千円)
2019年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2018年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2017年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
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キーワード | ゴール型 / 教師教育 / 教材づくり / 学習内容 / 状況判断 / content map / common content knowkedge / rush model / 空間に走り込む動き / 教科外活動 / 運動習慣強度 / スポーツ教授学 |
研究成果の概要 |
本研究では、球技領域(ゴール型)における学習者の躓きの特徴を明らかにするとともに、その改善のための手立てに関する研究を行った。ゴール型には学習すべき内容として(1)フリーな味方にパスをする、(2)ゴールをねらってシュートするといった習得すべき学習内容が位置付けられている。特に本研究では(1)については状況判断(選択的注視、状況認識、状況判断)に着目し、フリーな味方にパスを繋げられる者と繋げられない者との違いを検討し、注視点や状況認識の大きな違いを明らかにした。また、(2)については、ランニングシュートに焦点を当て、特にジャンプをする際の跳躍方向に大きな成否の違いがみられることを明らかにした。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究で得られた成果は次のように述べることができる。(1)のフリーな味方へのパスの成否については、とりわけ自分をマークしている人の動きをみて、フリーな位置への動きを修得さえること、また(2)については走り幅跳びのように前方へ跳ぶのではなく、走り高跳びのように上方へ跳ぶ動きを修得させることで多くは改善できることを明らかにした。これらの知見は実際の授業で活用することができる。
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