研究課題/領域番号 |
17K01645
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
身体教育学
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研究機関 | 東洋英和女学院大学 |
研究代表者 |
西 洋子 東洋英和女学院大学, 人間科学部, 教授 (40190863)
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研究分担者 |
三輪 敬之 早稲田大学, 理工学術院, 名誉教授 (10103615)
郡司 幸夫 早稲田大学, 理工学術院, 教授 (40192570)
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研究期間 (年度) |
2017-04-01 – 2022-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2021年度)
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配分額 *注記 |
4,550千円 (直接経費: 3,500千円、間接経費: 1,050千円)
2019年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2018年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2017年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
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キーワード | 共創 / ファシリテーション / 身体表現 / 創造 / ワークショップ / 社会実践 / 発達障害 / オンライン / 実践現場 / 理論化 / 被災地 / 共創するファシリテーション |
研究成果の概要 |
共創の社会実践では,これまでのリーダー型とは異なるファシリテーション技術が求められる.それは,参加者の差異を創造性の契機として未知の手法や価値の創出を促すファシリテーションである.この研究では,我々が東日本大震災以降,被災地で継続してきた身体での共創表現ワークショップを研究のフィールドとし,長期間の実践の映像記録やファシリテータとの対話の記録を対象に,「共創するファシリテーション」の動態を明らかにし,新しいモデルについて検討した.
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
共創は時代的キーワードとして注目を集め,企業・行政・NPOなど異なるセクターの人々が取り組むプロジェクトに多く用いられる.こうした社会実践では,差異を同一化せずに,各々が個性的かつ創造的となる現場を支える新しいファシリテーションが重要となる.本研究では,東日本大震災以降,被災地で継続している身体での共創表現ワークショップを研究フィールドとし,長期的な映像記録や参加者との対話から,多様な人々の表現の変容や重層的なネットワーク構築が基盤となって,実践自体が社会へと拡大・深化を続けるオープンエンドでダイナミカルな「共創するファシリテーション」モデルを実践の現場を通して検討することができた.
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