研究課題/領域番号 |
17K01646
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
身体教育学
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研究機関 | 東京未来大学 |
研究代表者 |
鈴木 公啓 東京未来大学, こども心理学部, 准教授 (60569903)
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研究分担者 |
川田 裕次郎 順天堂大学, 大学院スポーツ健康科学研究科, 准教授 (40623921)
真家 英俊 東京未来大学, こども心理学部, 准教授 (70759224)
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研究期間 (年度) |
2017-04-01 – 2023-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2022年度)
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配分額 *注記 |
4,550千円 (直接経費: 3,500千円、間接経費: 1,050千円)
2019年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
2018年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2017年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
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キーワード | 焦点距離 / 歩容 / 姿勢 / 感情 / 情動 / 身体 / 歩行 / 頭部角度 / 身体化認知 / 身体化 |
研究成果の概要 |
遮蔽物までの距離および頭部の上下の傾きが心理・生理状態に及ぼす影響について実験を実施し検討した。その結果からは,従来示されていた頭の傾きの影響が,遮蔽物までの距離の影響が交洛したものである可能性が考えられた。 得られた知見は静止状態による検討であったため,歩行中の頭部の上下の角度と,遮蔽物までの距離について検討をおこなう予定で準備を進めていた。しかし,準備が修了し実験を実施する直前に,新型コロナウイルスの流行により,実験を実施することができなくなった。とはいえ,実施した複数の実験によって,当該テーマに関する有益な知見が得られたといえる。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
従来示されていた頭の傾きの心理面への影響が,遮蔽物までの距離の影響が交洛したものである可能性が示唆され,遮蔽物前の距離という観点からの研究が有用である可能性をしめしたところに,本研究の意義があると考えられる。また,歩きスマホは,少なくとも遮蔽物への距離という点では,心理的にネガティブな影響が生じる可能性があることから,安全面だけで無く精神面という点でも,歩きスマホについて問題喚起と啓蒙をおこなうことができると期待される。
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