研究課題/領域番号 |
17K01652
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
身体教育学
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研究機関 | 同志社大学 |
研究代表者 |
竹田 正樹 同志社大学, スポーツ健康科学部, 教授 (00278459)
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研究分担者 |
廣安 知之 同志社大学, 生命医科学部, 教授 (20298144)
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研究期間 (年度) |
2017-04-01 – 2020-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2019年度)
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配分額 *注記 |
2,990千円 (直接経費: 2,300千円、間接経費: 690千円)
2019年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2018年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2017年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
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キーワード | 認知機能 / ダーツ / 高齢者 / ウェルネスダーツ / ワーキングメモリ / fNIRS / モーションアーチファクト |
研究成果の概要 |
健常な高齢者31名(男性9名,女性22名, 73.6±3.4歳)を対象としてダーツを6か月間実施(チームで1回/週+自宅での自己トレーニング)した。認知機能の評価項目は,引き算テスト,ワーキングメモリ検査,PEGテスト,WCST(認知的柔軟性検査)の4つを設けた.2要因分散分析を行った結果,引き算テスト,PEGテスト,WCSTでは交互作用が見られなかったがワーキングメモリ検査で有意な交互作用が見られた. ダーツ中の脳血流測定を試みてきたが,モーションアーチファクトの影響が大きいことが分かり、5種類のモーションアーチファクトの除去方法を検討した。tPCAがフィルタ処理に有効性が高いことがわかった。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
ダーツの縦断的効果として,認知機能の改善を示した報告は見当たらない.本研究は,ダーツでトレーニングすることが,認知機能低下予防に効果を示すという発見(学術的意義)があり,世界の高齢化社会における認知機能低下の防止策としての社会的意義があるものと考えられる.一方,その背景にあるダーツ中の脳の賦活状態を検証することは学術的な意味が大きいと言えるが,残念ながら,測定手法に難しさ(モーションアーチファクトの除去の難しさ)があり,結果を得るには至っていない.この点は方法を変えて更に検討しているところである.
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