研究課題/領域番号 |
17K01665
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
スポーツ科学
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研究機関 | 筑波大学 |
研究代表者 |
仲澤 眞 筑波大学, 体育系, 准教授 (10188930)
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研究分担者 |
吉田 政幸 法政大学, スポーツ健康学部, 准教授 (60557445)
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研究期間 (年度) |
2017-04-01 – 2020-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2019年度)
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配分額 *注記 |
3,640千円 (直接経費: 2,800千円、間接経費: 840千円)
2019年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2018年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2017年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
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キーワード | スポーツマスターズ / ロールモデル / 組織間関係 / 共有価値の創造 / シニアアスリート / マスターズスポーツ / ソーシャルスポンサーシップ |
研究成果の概要 |
日本スポーツマスターズ大会の参加者を対象に各種調査を実施し、生涯に渡り競技スポーツに取り組むアスリートにおいて、向社会的活動が活発な傾向にあること、そして、社会関係資本が充実している傾向にあることを明らかにした。 加えて、日本スーツマスターズ大会の主催者と運営者を対象に各種調査を実施し、共有価値を創造する大会の運営方法について検討した。参加者、地域住民、自治体、開催者、運営者、協賛社などのステイクホルダーが求める便益を共通理解し、その実現方策を策定、実施し、必要に応じて適時に利害関係の最適化を図ることが重要であることが示唆された。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
生涯に渡って競技スポーツを実践することが、向社会的活動の活性化や社会関係資本の充実につながることを明らかにするとともに、個人的な楽しみ、喜び、感動の追求が、社会的な価値をも創造する可能性を指摘した。また、共有価値を創造していくスポーツ大会の運営が、その大会の自立的な発展につながる可能性を指摘した。 少子高齢化が指摘される我が国の社会構造において、生涯現役を続けるアスリートの社会的な価値に言及した点が本研究の社会的意義と考えられる。
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