研究課題/領域番号 |
17K01666
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
スポーツ科学
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研究機関 | 東京大学 |
研究代表者 |
深代 千之 東京大学, 大学院総合文化研究科, 教授 (50181235)
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研究期間 (年度) |
2017-04-01 – 2020-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2019年度)
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配分額 *注記 |
4,550千円 (直接経費: 3,500千円、間接経費: 1,050千円)
2019年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2018年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2017年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
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キーワード | 3次元解析 / スポーツ動作 / 体幹 / 骨盤 / 3次元解析 / 捻転トルク |
研究成果の概要 |
本研究は、スポーツ動作の中の移動運動における体幹の役割について、モーションキャプチャとフォースプレートを用い、逆ダイナミクスによる実験的解析を行った.対象動作は、スプリントスタート動作、中間疾走のスピードを5段階に変えた動作、方向転換走の動作について、骨盤と股関節の3次元トルクと機械的仕事について解析した.スタートでは、腰仙関節伸展仕事が、重要な力学的エネルギー生成源であった.スプリント走中の腰仙関節の軸回転トルクは、特に高いスピートで大きく貢献していた.方向転換走では、腰仙軸回転トルクが主に骨盤を回転させていた.以上より、スポーツの移動運動における骨盤の役割が明らかとなった.
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
近年、スポーツやトレーニングの現場では、体幹の重要性が指摘されている.それは、四肢を動かす主働筋が体幹に位置しているという解剖学的な指摘からである.しかし、実際の動作局面での体幹の働きのメカニズムについて、客観的に解析されているわけではなかった.そこで、本研究では、スポーツにおける移動運動を対象に、体幹特に骨盤の動きに注目してバイオメカニクス解析を行った.その結果、スポーツにおける骨盤の働きが明らかとなり、パフォーマンス向上に具体的な示唆ができる結果が得られた
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