研究課題/領域番号 |
17K01676
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
スポーツ科学
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研究機関 | 鹿屋体育大学 |
研究代表者 |
前田 明 鹿屋体育大学, スポーツ生命科学系, 教授 (40264543)
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研究期間 (年度) |
2017-04-01 – 2021-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2020年度)
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配分額 *注記 |
3,900千円 (直接経費: 3,000千円、間接経費: 900千円)
2019年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2018年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2017年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
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キーワード | シャッターゴーグル / バントパフォーマンス / 野球 / 動体視力 / 打撃 / 直球を見るトレーニング / 野球のバントパフォーマンス / 打撃パフォーマンス / スポーツパフォーマンス研究 |
研究成果の概要 |
シャッターゴーグルを着用して直球を見るトレーニングを行うことで,バントパフォーマンステストにどのような変化があるか明らかにしようとした. 対象者は,大学野球選手18名で,シャッターゴーグルを着用して直球(130km/h)を見るトレーニング群(SG群)6名,シャッターゴーグルを着用せずに直球(130km/h)を見るトレーニング群(NSG群)6名,見るトレーニングを行わない群(CON群)6名の3群に群分けした. SG群,NSG群のバントパフォーマンステストの成功回数において,群間および時間に関する効果量が中を示した.単純主効果の検定を行った結果,時間においてSG群に有意な差が認められた.
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
先行研究において,超速球を見るトレーニングの効果が明らかになっているが,マシンの整備に注意を払わないと高速で選手にボールが向かって来るといったように,選手の安全を確保できないなどの問題が生じていた.直球を見るトレーニングを行う際,シャッターゴーグルを用いて視界を遮断することで,速度の負荷を下げても効果的なトレーニングが行えるのではないかと考えた.本研究の結果から,その効果が十分期待できることが明らかとなった.本研究の成果を現場へフィードバックできることとして,本研究で用いたシャッターゴーグルの負荷設定(周波数30Hz,遮断率50%)をもとに始めて対象者ごとに微調整することが適切かと考えられた.
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