研究課題/領域番号 |
17K01691
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
スポーツ科学
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研究機関 | 日本体育大学 |
研究代表者 |
須永 美歌子 日本体育大学, 児童スポーツ教育学部, 教授 (70534064)
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研究期間 (年度) |
2017-04-01 – 2020-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2019年度)
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配分額 *注記 |
4,810千円 (直接経費: 3,700千円、間接経費: 1,110千円)
2019年度: 390千円 (直接経費: 300千円、間接経費: 90千円)
2018年度: 2,210千円 (直接経費: 1,700千円、間接経費: 510千円)
2017年度: 2,210千円 (直接経費: 1,700千円、間接経費: 510千円)
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キーワード | 無月経 / IGF-1 / コルチゾール / レジスタンス運動 / 最大酸素摂取量 / 持久性運動 / 女性アスリート / エネルギー不足 / 女性アスリートの三主徴 / 視床下部性無月経 / 利用可能エネルギー不足 / 女性スポーツ / 月経異常 / トレーニング / 月経周期 / パフォーマンス |
研究成果の概要 |
正常月経および月経異常の女性アスリートを対象として,持久性最大運動時およびレジスタンス運動時の内分泌応答を観察した.その結果,月経異常の女性アスリートは,持久性最大運動時において運動前,運動直後および運動30分後のIGF-1濃度が正常月経群に比べて有意に低い値を示した(p<0.05).IGF-1は筋タンパク合成や骨形成に関与することから,月経異常が長期間続いた場合にはトレーナビリティに影響を与える可能性が示唆された.
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
正常月経および月経異常の女性アスリートの運動時生理反応・トレーニング反応を比較することによって,月経異常がスポーツパフォーマンスに与える影響が明らかになる.本研究によって月経異常がトレーナビリティおよびスポーツパフォーマンスの低下を引き起こすことが明らかになれば,アスリートや指導者に月経異常の予防・改善の重要性を示すことが可能となる.本研究で得られた知見は,女性アスリートの健康管理,ひいては競技力向上に役立つものと期待される.
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