研究課題/領域番号 |
17K01694
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
スポーツ科学
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研究機関 | 早稲田大学 (2018-2021) 武蔵大学 (2017) |
研究代表者 |
川島 浩平 早稲田大学, スポーツ科学学術院, 教授 (60245446)
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研究期間 (年度) |
2017-04-01 – 2022-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2021年度)
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配分額 *注記 |
4,680千円 (直接経費: 3,600千円、間接経費: 1,080千円)
2021年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2020年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2019年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2018年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2017年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
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キーワード | スポーツ史 / スポーツ人類学 / 北米スポーツ史学会 / スポーツ史学会 / スポーツの伝播 / 北米アメリカ史学会 / バスケットボール / アメリカンフットボール / 野球 / ベースボール / 帝国日本 / 大日本体育協会 / YMCA / 筋肉的キリスト教 / アメリカ合衆国 / 文化交流 / 歴史 / スポーツ / 概説 / 東京高等師範学校 / キリスト教青年会(YMCA) / トランスナショナル / 学際性 / 異文化交流 |
研究成果の概要 |
第一に、これまで日米両国で出版されてきた概説書5点(和書2点と洋書3点)の構成と内容を対象に、比較的な視点から詳細に分析し、内容と構成上の特徴・特長を割り出し、そのうえで書籍間の比較と対照、さらに和書と洋書間の比較と対照をおこない、求められる邦語概説書の課題と方向性を析出した。第二に、アメリカスポーツ史概説書を出版し得ずにいる、日本の学界の相対的非生産性の背景を探るために、『スポー史研究』に掲載された論文の著者と主題を対象とする通時的分析をおこなった。第三に、概説書先行文献の比較的考察、および概説書記述を支える研究活動の振り返りから析出された結果への対応として7つの分野での研究成果をまとめた。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
邦語によるアメリカスポーツ史概説書に求められるのは、デイビーズ著『アメリカスポーツ史』の邦語版のような書籍、すなわち事典的な網羅性と学術書としての深みを兼ね備え、さらにいうなら、先行研究二著出版以来40年近くにおよぶ空白をアップデートできる新しさであること明らかにし、このような概説書の出版にむけて、①学際的方法論の検討、②日米二国間、日米中三国間の研究活動連携の提案、③求められる概説書の基盤構築作業、④人種・エスニックマイノリティの視点からの振り返り、⑤近代オリンピック運動の視点からの振り返り、⑥その他の可能性の検討、⑦アメリカスポーツの日本伝播に関する研究、という7つの分野で成果をまとめた。
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