研究課題/領域番号 |
17K01709
|
研究種目 |
基盤研究(C)
|
配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
スポーツ科学
|
研究機関 | 足利大学 |
研究代表者 |
平石 広典 足利大学, 工学部, 教授 (60343571)
|
研究期間 (年度) |
2017-04-01 – 2020-03-31
|
研究課題ステータス |
完了 (2019年度)
|
配分額 *注記 |
4,550千円 (直接経費: 3,500千円、間接経費: 1,050千円)
2019年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2018年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
2017年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
|
キーワード | ルーティーン / 生体センサー / 眼球運動測定装置 / 心拍センサー / 簡易型脳波センサー / サポートツール / スマートウォッチ / 定性的解析 / 脳波解析 / 眼球運動解析 / 心拍解析 / 集中度 / トレーニングツール / スポーツ / 人工知能 / 情報工学 |
研究成果の概要 |
本研究の目的は,生体センサーを利用して,スポーツにおけるルーティーンの解析を行い,それに基づくルーティーンのトレーニングツールの設計と評価である.そのため,ダーツゲームを対象とし,簡易型の脳波センサーや眼球運動測定装置,また,心拍センサーによる多角的な解析を行うことで,ルーティーンの機能や効果の分析を実施した.そして,それらの結果を反映させたトレーニングツールの設計を行い,脳波から得られる集中度の状態を提示するシステムや,心拍拍動のタイミングを通知するシステムを作成した.何人かの被験者による実験より,それらのシステムを利用することで,成績が良くなるといった結果を得ることに成功した.
|
研究成果の学術的意義や社会的意義 |
一般に,ルーティーンは人それぞれに設定するものであり,これまで競技者に対して専門家やトレーナーとの議論やコンサルテーションを通じて試行錯誤的に設定されている.本研究によるトレーニングツールによって,自分に対してどのような行動がルーティーンとして適切であるかを客観的に判断することが可能となり,さらに,自分のルーティーンを設定した後でも,ルーティーンそのものをトレーニングすることが可能となる.これはルーティーンのようなスポーツにおける心的な要素に対して,センサー技術や情報技術を利用した新たなトレーニング方法の確立につながるものである.
|