研究課題/領域番号 |
17K01714
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
スポーツ科学
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研究機関 | 筑波大学 |
研究代表者 |
仙石 泰雄 筑波大学, 体育系, 准教授 (30375365)
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研究分担者 |
下山 好充 新潟医療福祉大学, 健康科学部, 教授 (20375364)
山川 啓介 日本女子体育大学, 体育学部, 講師 (60783785)
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研究期間 (年度) |
2017-04-01 – 2022-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2021年度)
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配分額 *注記 |
4,420千円 (直接経費: 3,400千円、間接経費: 1,020千円)
2020年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2019年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2018年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2017年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
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キーワード | 圧力分布測定 / 筋電図解析 / ストローク頻度 / 手部スピード / 筋活動量 / 共活動 / 推進力 / 推進効率 / 表面筋電図測定 / 手部流体力 / 泳動作 / ストローク長 / ローリング角度 / ストローク局面 / トレーニング / 運動強度 / 筋電図 / 流体力 |
研究成果の概要 |
本研究は,運動強度の違いが泳技術に与える影響を調査することにより,競泳競技における高強度トレーニングの負荷特性を究明することを目的とした.その結果,全力クロール泳時における推進効率は,低強度泳時と差はないことが明らかとなった.ただし,全力泳時のストローク頻度より高い頻度で泳いだ際は,上肢筋における屈筋と伸筋の共活動が高まると同時に水中ストローク終盤の泳動作が変化することで,非効率的な動作になることが明らかとなった.本研究結果より,体力面を向上する上で高強度とレーニンの有用性が指摘されているものの,競泳競技においてはトレーニングで用いるストローク頻度を適切に調節することの重要性が示唆された.
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
スポーツ現場において有酸素性能力と無酸素性能力の双方を向上することのできる高強度トレーニングが注目されているが、高い強度で泳ぐことが泳技術に与える影響については明らかとなっていない.本研究結果より,低強度泳と高強度泳時における3次元動作,手部推進力および筋活動量の変化を学術的に究明した.そのことにより,競泳競技のトレーニング現場において高強度トレーニングを処方する際に,水泳運動で重要となる泳技術への影響を踏まえたトレーニングプログラムの立案法について提案することが可能となった.
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