研究課題/領域番号 |
17K01717
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
スポーツ科学
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研究機関 | 筑波大学 |
研究代表者 |
澤江 幸則 筑波大学, 体育系, 准教授 (20364846)
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研究分担者 |
齊藤 まゆみ 筑波大学, 体育系, 准教授 (00223339)
加藤 彩乃 信州大学, 学術研究院総合人間科学系, 講師 (50736501)
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研究期間 (年度) |
2017-04-01 – 2021-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2020年度)
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配分額 *注記 |
4,680千円 (直接経費: 3,600千円、間接経費: 1,080千円)
2019年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2018年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2017年度: 3,120千円 (直接経費: 2,400千円、間接経費: 720千円)
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キーワード | 障害者スポーツ / 障害者スポーツイベント / 障害理解 / スポーツ参加 / スポーツイベント / 障害者理解 / スポーツの日常化 / 関心 / 共感 / 大会 / 観戦者 / アクセシビリティ / 観戦者動向 / 全国障害者スポーツ大会 / パラリンピック |
研究成果の概要 |
本研究では、国内最大の障害者スポーツイベントのひとつであり、パラリンピック・ムーブメントを継承している全国障害者スポーツ大会は、その本来的な目的である「障害者のスポーツ参加」と「国民の障害者理解」を果たすことができるかを検証するために実地調査を行い分析、検討した。その結果、障害者スポーツ大会を実施することで、健常者は、障害者スポーツの「障害」の側面に加え、「スポーツ」の側面に意識が向くようになる可能性が考えられた。また障害者スポーツ大会の実施を、自活動指向性を高めるきっかけにすることで、障害者のスポーツの日常化に望ましく影響する可能性が考えられたが、仮説の域を超えるものではなかった。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
障害者スポーツが本来的に有している国民の障害者理解と障害のある人のスポーツ実施といったインクルーシブ社会への貢献を、仮説にとどまってしまったものの、その可能性を示すことができ、今後の研究の方向性を導いたことは学術的に意義があるものと考えている。またこの研究成果をもとに、インクルーシブ社会創造のための障害者スポーツ大会実施におけるプログラムとして開発することができれば、実際に障害のある人のスポーツ実施に貢献できるものと考えており、その点は潜在的に社会的意義的があるものと考えている。
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