研究課題/領域番号 |
17K01727
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
スポーツ科学
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研究機関 | 鹿屋体育大学 |
研究代表者 |
高橋 仁大 鹿屋体育大学, スポーツ・武道実践科学系, 教授 (50295284)
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研究分担者 |
和田 智仁 鹿屋体育大学, スポーツ人文・応用社会科学系, 准教授 (70325819)
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研究期間 (年度) |
2017-04-01 – 2020-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2019年度)
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配分額 *注記 |
4,290千円 (直接経費: 3,300千円、間接経費: 990千円)
2019年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2018年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
2017年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
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キーワード | ゲームパフォーマンス分析 / テニス / ゲーム評価 / コーチング / トラックマン / 打球スピード / 打球の回転数 / 打球速度 / スコアブック / 打球 |
研究成果の概要 |
本研究は、筆者ほかがこれまで研究を進めてきたテニスの電子スコアブック(髙橋ほか、2006)を用いたパフォーマンス評価に、近年研究が進みつつある、打球の速度と回転数を基にした打球の評価を加えることで、打球の評価を基にプレーヤーのゲームパフォーマンスを評価しようとするものである。本研究の結果、打球の速度と回転数を用いてプレーヤーのゲームパフォーマンスを評価することができた。具体的には、競技レベルにより打球の速度と回転数の傾向は異なること、「回転数を用いたコントロール」に競技レベルの差が見られること、サービスにおいてはコースによって得失点に関わる速度と回転数の傾向が異なることなどが明らかになった。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究によって、テニスにおける打球の評価とゲームパフォーマンスの評価に関連がみられることを学術的に明らかにした。テニスプレーヤーの評価を打球の速度と回転数という客観的な数値から行えるということを示したことから、従来から行われてきた指導者による質的な評価に加え、打球の速度と回転数というプレーヤーの技術を示す量的な評価を用いることで、これまでよりも明確なプレーヤーの評価につなげることを可能にした。本研究の結果を踏まえて、量的な評価の基準を示すことにより、テニスプレーヤーの競技レベルを段階的に示すことによって、指導場面への貢献に繋がることが期待される。
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