研究課題/領域番号 |
17K01731
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
スポーツ科学
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研究機関 | つくば国際大学 |
研究代表者 |
渡邊 昌宏 つくば国際大学, 医療保健学部, 准教授(移行) (50713492)
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研究期間 (年度) |
2017-04-01 – 2020-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2019年度)
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配分額 *注記 |
4,810千円 (直接経費: 3,700千円、間接経費: 1,110千円)
2019年度: 520千円 (直接経費: 400千円、間接経費: 120千円)
2018年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2017年度: 3,510千円 (直接経費: 2,700千円、間接経費: 810千円)
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キーワード | 俊敏性 / 体幹 / バランス / 視覚 / 空間認知 / 聴覚 / 音源定位 / 体幹安定 / バランス能力 / 視覚遮断 / 聴覚空間認知能力 / ブラインドサッカー / 視覚障害 / 身体能力 / 障害者スポーツ |
研究成果の概要 |
視覚が遮断されるブラインドサッカー競技に必要な身体能力および聴覚空間認知の能力を明らかにすることを目的として研究をおこなった。 その結果、視覚情報が乏しい視力障害者はトレーニングをおこなうことで筋の協応性が向上し、俊敏性が向上している可能性が示唆された。視覚遮断時の聴覚空間認知能力では、ブラインドサッカーボールの音源は遠い場所からでも聞き取れ、練習を行うことで判別能力を高めることができると考えられた。さらに聴覚による音源定位の精度を高めるためには、速く移動する音源への練習が必要であることも考えられた。この特徴はブラインドサッカーを練習している選手に顕著に現れる可能性がある。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究によって、ブラインドサッカーで必要とされる身体能力・聴覚空間認知能力の一部分が明らかとなり競技特性を把握する一助になった。 今後さらに本研究を発展させ、競技特性を明らかにすることでトレーニングの考案ができ競技力向上を図ることができる。また、身体能力およびに聴覚間認知能力の結果を用いることが出来るようになり、スポーツ競技だけではなく施設・環境などの整備への応用など、健常者と障害者に障壁のない社会を実現するために役立つ可能性があると考える。
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