研究課題/領域番号 |
17K01737
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
スポーツ科学
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研究機関 | 日本大学 |
研究代表者 |
橋口 泰一 日本大学, 松戸歯学部, 准教授 (90434068)
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研究分担者 |
大嶽 真人 日本大学, 文理学部, 教授 (90338236)
伊佐野 龍司 日本大学, 文理学部, 准教授 (00734112)
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研究期間 (年度) |
2017-04-01 – 2021-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2020年度)
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配分額 *注記 |
4,290千円 (直接経費: 3,300千円、間接経費: 990千円)
2019年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2018年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2017年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
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キーワード | パラスポーツ / コーチング / インタビュー / 競技パートナー / 意思伝達 / 障害者スポーツ / 質的研究 / 障がい者スポーツ |
研究成果の概要 |
本研究は,ブラインドサッカーのプレーに遂行に関わる言語指示からみたコーチングシステム構築に向けた基盤的研究として,量的・質的アプローチによる調査を実施した.第1に,コーチ,ガイドに対する言語教示内容や指導方法についての分析,プレー中の移動距離や生理的データ等の分析を行った.第2に,ブラインドサッカークラブチームの組織運営に関わっており,クラブチーム代表者・監督,視覚障害児のスポーツ活動に関与するスタッフらを対象に調査を実施した.これらの研究は,ブラインドサッカークラブや関係者への科学データのフィードバックを行い,競技の普及・強化,継続的な研究に向けた基礎的な資料を得ることができた.
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究は,視覚障害者スポーツ場面から得られた言語教示内容の分析から,視覚障害者スポーツの指導体系の基盤的研究と競技力向上プログラムの作成への期待がある.それと同時に,健常者の指導でも原点でもある「伝える」というコーチングスキルを明確にすることができ,言語コミュニケーションの獲得へのアプローチを探る手がかりになるといえる.さらに,相互理解やイメージの共有など健常者における指導においても有効な知見になるといえ,独創的であり社会的に大きな意味をもつと考える.
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