研究課題/領域番号 |
17K01744
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
スポーツ科学
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研究機関 | 神戸学院大学 |
研究代表者 |
二杉 茂 神戸学院大学, 共通教育センター, 名誉教授 (00156134)
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研究分担者 |
西脇 満 神戸学院大学, 共通教育センター, 教授 (40461016)
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研究期間 (年度) |
2017-04-01 – 2020-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2019年度)
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配分額 *注記 |
1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2019年度: 260千円 (直接経費: 200千円、間接経費: 60千円)
2018年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2017年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
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キーワード | スポーツ選手 / 社会貢献 / 国際比較 / 社会貢献活動 / インタビュー調査 / 韓国 / アメリカ / 大学 / 一流 / 競技選手 / スポーツ / 社会学 |
研究成果の概要 |
わが国及び海外の一流スポーツ選手の社会貢献活動について、活動内容や意識についてインタビュー形式で比較検討調査を行い明らかにした。それらの結果を元にわが国一流スポーツ選手の文化的レベル向上に関する提言を行った。本研究の目的を達成するために、中国の山東大学や台湾の台湾師範大学、アメリカのハワイ大学、韓国のソウル大学などでインタビューを行った。国内において大学生に対して、アンケートを実施した。UNIBASについても調査、検討した。その成果、アメリカにおけるスポーツ選手の社会貢献の意識と行動の高さが明らかになった。また、わが国の場合も競技レベルが高いほど社会貢献意識が高いことが明らかになった。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
夏季オリンピック、パラリンピック開催都市に東京が決定されたが、マスコミ及び関係団体は、インフラの整備や本番での活躍に向かっての強化策、メダル獲得について議論がなされてきた。しかしそれは、発展途上国並みのスポーツ文化政策である。もっと、スポーツ選手達の社会貢献活動という文化的行動や価値についても問題意識を持つべきである。今回の研究で、わが国の一流スポーツ選手の社会貢献についての意識や実践はアメリカなどに比べて低いレベルにあるが、それを高めなければならないという意識の高さがあることが明らかになった。この意識のレベルを上げていくためには、国民全体の社会貢献意識をあげていかなければならないのである。
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